カラダのはなし

冷えを改善してください

あなたの体は冷えていませんか?

もし冷えているかもという方は様々な健康上の問題が起こるので、当たり前と思わず真剣に改善した方がいいです!

ここでは「冷え」について詳しくお伝えします。

冷えの種類

冷えには種類があります。

 

●低体温

低体温とは、そもそもの平熱が低い人です。

日本人の平均は36.5℃と言われていますが、比較的高い人は37℃くらいある人もいます。一方、低体温の人は35℃台であったり、ひどいと34℃後半です。

低体温で何がいけないのか?

一番は「免疫力」です。

血液は全身を巡り、白血球という免疫に関わる細胞がパトロールをしています。

低体温により、血液循環が悪くなると、パトロールも隅々まで行うことができません。つまり、免疫力の低下につながるのです。

私たちの体には、毎日約6000個ほどのがん細胞が生まれています。なぜこれが癌化しないのか?それは免疫力がしっかりと働いてやっつけているからです。

免疫力が下がることで、やっつけきれない癌細胞が生き残り、増殖を繰り返すことでやがて本格的に悪さをしてしまうのです。

 

具体的には体温が1℃下がることで免疫が30%低下すると言われています。

34・35℃台が普通ですと言っている人はすぐに体質改善を始めましょう。確実に大きな病気へと繋がっていきます。

 

●末端冷え性

末端冷え性は手足などの末端が冷えている状態です。

なので、低体温じゃないけど冷え性ということは珍しくありません。

末端冷え性は特に自律神経系の影響を受けやすいです。

緊張する場面の様な時に冷えを感じたりすると思います。緊張時は交感神経が働いているのですが、交感神経が働くと血管は収縮しますので、末端まで血流が届きにくくなります。​

そのため、ストレスが強い人などは常に交感神経が働いているために末端冷え性が起こりやすいのです。

また、あまり食べれていなかったり、運動不足、過度なダイエットなどで筋肉量の低下が起こると熱を作れないばかりか、末端に送ることができなくなるので冷え性が起こります。

冷えから起こる健康被害

なぜ冷えが良くないのか?簡単に説明します。

●発ガン率UP

前述の通り、体温の低下とともに免疫力が低下していくため体内でのがん細胞の増殖は免れません。若いうちは実感がわかないでしょうけれど、がん細胞は急に現れるのではなく年々の積み重ねで増殖していきます。二人に一人はガンの時代ですので若いからと安心していてはいけません。

 

●婦人科系・不妊の問題

生理痛や生理不順が当たり前の様に増えていますが、本当は当たり前ではありません。皆んなあるから私があっても大丈夫!ではないのでしっかりと向き合ってください。

冷えた血液が子宮や卵巣を通過することで冷えていきます。特に増えている不妊症の一つの原因は「冷え」にあります。やはり温かな血流が豊富な方が赤ちゃんを育てるのには適した環境です。環境を整えて上げることから取り組んでほしいと思います。

冷え=代謝の低下ですので、子宮筋腫などの婦人科疾患にも関わります。ぜひ、自分ゴトとして冷え性改善をしましょう。

冷えの改善法

熱を産み、熱を届けるということがポイントです。

 

●筋肉量を増やす

筋肉量が少ない人よりも、多い人の方が熱の産生がいいので、筋肉量を増やす必要があります。また、筋肉を使うことで循環が良くなるため、熱を生むだけでなく送り届けるためにも重要です。

しかし、日本は痩せている方が美人とする傾向(女性ならではの視点ですが)があるせいか、筋肉を増やすことに魅力を感じない人も多いでしょう。

しかし、そういう傾向の人ほど冷えが起きていて様々な健康問題を抱えていたりするのも事実です。

まずは筋肉量云々の前に体をしっかり使う習慣を意識したいところです。

特別にジムで何か頑張ったり筋トレをしたり、スポーツをしなければならない訳ではありません。

まず日常の動きの質を上げることが重要です。歩く、走る、階段、掃除など特別な事情がない限り全く動かない人はいないと思います。その動くときこそしっかりと体を使っていって欲しいのです。

 

●食べるもの

筋肉量にも関わりますが、食べ物は熱を生むために必要です。過度なダイエットや痩せ型の人に冷えが多い様に、食べていない人や吸収が悪い人は熱が産めません。

エネルギーになるのは主に糖質・脂質・タンパク質です。

 

糖質:糖質はエネルギー効率が良いため、ダイエットなどで糖質ゼロにするのは非常に危険です。お菓子などの砂糖の糖質は論外ですが、出来るだけお米などの糖質はしっかり食べたほうが良いです。血糖値の観点からなるべくなら精米度の低い、5分づきや玄米食をお勧めしますが、玄米が身体に合わない人もいるので一般的な情報だけに頼らない様にしましょう。

ちなみに玄米食が身体に合わない人は、食後にやたらとお腹が膨れて苦しくなったりします。

 

脂質:油は嫌われる傾向にありますが、実はとても重要な栄養素です。絶対にやめた方がいいのはトランス脂肪酸と言われるマーガリンやショートニング、植物油脂の類ですが、良質な油はしっかりと摂取するべきです。脂質に関する詳細は別のページで書きます。

 

タンパク質:筋肉の元になるのがタンパク質です。その他にも、皮膚や赤血球、爪、ホルモンなどもタンパク質からできています。つまり人間を構成する重要な成分なので、不足することによる体調不良は深刻です。

 

 

 

栄養素的にはこれら以外にも、ビタミンやミネラルが必須です。ビタミン・ミネラルは直接エネルギー源にはならないものの、糖質・脂質・タンパク質から必要な形に代謝していく上で重要だからです。

 

 

 

●汗をかく習慣

人間には自動的にベストな状態であろうとする機能が備わっています。恒常性維持とも言われます。

体温も同じで、健康的な活動にベストな36〜37℃を保とうとします。冷えている人は、体温調節機能が落ちているということなので、この機能をしっかりと働かせるために汗をかくことをお勧めします。

汗は高くなった熱を放散する役割があります。春〜夏など、汗をかきやすい時期に冷房などで快適に過ごしすぎると体温調節機能を使わないで過ごすことになります。機能を使わないと、使えない体になっていきます。

そのまま冬になると寒いにも関わらず体温調節機能が働かず、熱があげられないのです。

チャンスは夏場!しっかりと汗をかき、体温調節機能を目覚めさせることで、冬場にもその機能が使える様に備えておきましょう。ただし、サウナなどの高温多湿で無理に汗をかくと、その様な条件でないと汗がかけなくなる可能性もあります。呼び水としての利用はいいですが、サウナの習慣化はお勧めしません。そもそも高温多湿が体に合わない人も多いので出来るだけ入浴や運動での汗にしておきましょう。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

冷えの改善はいたってシンプルです。

食べる・動く・汗をかく!

 

当たり前の様でこれが足りていない人が多いのです。ぜひ今日からできることを実践していきましょう!